2026.4.7

おひとりさまの老後不安とは?困ること5選と今からできる対策

終活コラム

「老後に入院や介護が必要になったらどうなるのか」
「頼れる家族がいないまま歳を重ねて大丈夫なのか」


こうした不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実際、おひとりさまの場合、老後には入院・生活・財産管理・死後の手続きなど、さまざまな場面で困る可能性があります。
しかし、これらは事前に準備することで多くが解決できます。

目次

おひとりさまの高齢者は増えている

内閣府の高齢社会白書でも、65歳以上の一人暮らしの高齢者は増加しているとされています。
つまり、おひとりさまの老後は特別ではなく、誰にでも起こり得る問題です。
そのため、早めの準備が重要になります。


おひとりさまの老後で困ること5選

① 入院・介護時に保証人がいない

病院や施設では「身元保証人」が求められることが多く、いない場合は入院や入居がスムーズに進まない可能性があります。

② 判断能力が低下したときの対応ができない

認知症などにより判断能力が低下すると、

  • 銀行手続きができない

  • 契約ができない

生活や財産管理が滞るリスクがあります。

③ 日常生活の支援が受けられない

通院の付き添いや手続きなど、生活面のサポートを頼れる人がいないという問題があります。

④ 死後の手続きをする人がいない

葬儀や各種手続き、遺品整理などを行う人がいないと、手続きが滞る・家族や親族に負担がかかる可能性があります。

⑤ 孤独や将来への不安

制度面だけでなく、「相談できる人がいない」という精神的な不安も大きな問題です。


「自分も当てはまるかも」と感じた方へ

ここまで読んで、不安を感じた方もいるかもしれません。
おひとりさまの老後は、準備次第で安心に変えることができます。
では、どんな準備ができるのか考えてみましょう。


おひとりさまが今からできる5つの対策

① 身元保証サービスを利用する

おひとりさまの老後で特に大きな問題となるのが、「保証人がいない」という点です。
病院への入院や介護施設への入居の際には、身元保証人を求められることが一般的ですが、頼れる家族がいない場合、この対応が難しくなります。
身元保証人には、主に以下の役割があります。

  • 緊急時の連絡先

  • 医療方針の確認や同意

  • 入院・施設利用に関する手続き

  • 費用に関する対応

これらを担う人がいないと、入院や施設入居を断られるケースや、手続きが進まないケースもあります。
こうした問題を解決する手段として、近年利用が増えているのが「身元保証サービス」です。
身元保証サービスを利用することで、

  • 入院・施設入居時の保証人

  • 緊急時の連絡対応

  • 生活面のサポート

などを第三者に任せることができます。
家族の代わりとなる役割を担うサービスといえます。

② 任意後見制度を活用する

任意後見制度とは、将来判断能力が低下した場合に備えて、あらかじめ信頼できる人にサポートを任せておく制度です。
元気なうちに契約を結んでおくことで、いざ判断能力が低下したときには、

  • 財産管理

  • 契約手続き

  • 生活に関する支援

などについて、比較的スムーズに支援を受けることができます。
※家庭裁判所に任意後見監督人選任の申立てを行い、選任されることで開始されます。

③ 死後事務委任契約を結ぶ

おひとりさまの場合、見落とされがちですが非常に重要なのが、「亡くなった後の手続き」です。
人が亡くなった後には、想像以上に多くの手続きが発生します。
例えば、

  • 葬儀や火葬の手配

  • 役所への死亡届の提出

  • 年金や保険の手続き

  • 電気・ガス・携帯などの解約

  • 賃貸住宅の明け渡し

  • 遺品整理

これらは通常、家族が行うものですが、
おひとりさまの場合、対応する人がいないという問題があります。
結果として、手続きが滞ったり、周囲に大きな負担がかかる可能性があります。
こうした問題を解決するための仕組みが「死後事務委任契約」です。
これは、あらかじめ信頼できる人や専門家に対して、自分の死後の手続きを任せておく契約です。
契約しておくことで、

  • 葬儀の実施

  • 各種手続きの代行

  • 遺品整理

などを確実に行ってもらうことができます。

④ 終活を進める

エンディングノートや財産整理を行うことで、将来の見通しが明確になります。
なにから始めたら良いかわからない場合には、まずエンディングノートを作成してみましょう。

⑤ 専門家に相談する

自分に必要な対策が分からない場合は、弁護士などの専門家に相談することで最適な準備ができます。


何も対策しないとどうなる?

準備をしないまま老後を迎えると、

  • いざというときの入院や施設利用のときに困る

  • 財産管理ができなくなる

  • 死後手続きでトラブルになる

こうしたリスクがあります。


まとめ|不安は「準備」で解消できる

おひとりさまの老後不安は、

  • 身元保証

  • 任意後見

  • 死後事務

といった対策によって解消できます。
「まだ先のこと」と思っているうちに、準備が難しくなるケースもあります。
早めの行動が安心につながります。


ご相談について

当法人では、

  • 身元保証

  • 生活支援

  • 任意後見

  • 死後事務

まで弁護士をはじめとした専門スタッフがトータルサポートをします。

「将来に不安がある」
「何から始めればいいか分からない」

という方は、お気軽にご相談ください。

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